特集 COVID-19
各論
COVID-19の流行がもたらした小児・周産期医療への影響 卒前小児医学教育および小児科研修に与えた影響
西屋 克己
1
NISHIYA Katsumi
1
1関西医科大学医学教育センター
pp.189-191
発行日 2022年1月1日
Published Date 2022/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000000035
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はじめに
2020年1月から吹き荒れた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックは,われわれの日常を奪い,わが国のみならず世界中の大学教育カリキュラムを根底から覆すものとなった。4月からの入学式をはじめとするさまざまな行事はすべて中止となり,医学生の学内立ち入りも禁止となり,対面による講義や実習は中止となり,全面的にICTを活用した教育方略を導入する必要に迫られた。小児医学教育においても同様な状況となり,卒前教育における講義や臨床実習はもとより初期研修や専門医研修,また専門医試験にも大きな影響を与えるものとなった。
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