特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅱ.新生児編
(14)退院時~フォローアップ
197.早産児への予防接種の留意点
島 孝典
1
,
野崎 昌俊
2
Takanori Shima
1
,
Masatoshi Nozaki
2
1大阪母子医療センター新生児科
2大阪母子医療センター周産期・小児感染症科
キーワード:
予防接種
,
NICU
,
早産児
,
原発性免疫不全症
,
周術期予防接種
Keyword:
予防接種
,
NICU
,
早産児
,
原発性免疫不全症
,
周術期予防接種
pp.653-656
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000003013
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はじめに
NICUに入院する早産児は,各臓器の未熟性に応じて生後早期からさまざまな治療やケアを受けることになる。多くのハードルを乗り越え退院を目指していくうえで,多くの乳幼児と同様に,NICUに入院中の早産児においてもワクチンで予防できる感染症(vaccine preventable disease:VPD)からの保護を目的に,予防接種を受けなければならない。2020年のロタウイルスワクチンの定期接種化を皮切りに,予防接種は大きく変遷していっている状況である。すべての小児科医において予防接種事業について最新情報をアップデートしていく必要があるが,我々新生児科医師が早産児にとって最初に予防接種を行うことになると思われるため,本稿では早産児に関する予防接種について整理し留意点を述べる。

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