特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅰ.母体・胎児編
(2)妊娠初期〔合併症妊娠〕
9.母子感染予防のための注意喚起を怠るな
小出 馨子
1
Keiko Koide
1
1昭和医科大学医学部産婦人科学講座
キーワード:
サイトメガロウイルス
,
トキソプラズマ
,
ヒトパルボウイルスB19
,
風疹ウイルス
,
母子感染予防
Keyword:
サイトメガロウイルス
,
トキソプラズマ
,
ヒトパルボウイルスB19
,
風疹ウイルス
,
母子感染予防
pp.29-31
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002824
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はじめに
母子感染をきたす可能性のある病原微生物(ウイルス,細菌,寄生虫)のこと,身近なものを介する感染が原因で母子感染が起こることがあることや,妊娠期の母子感染症予防についての認識が乏しい妊婦は少なくない。そこで,妊娠を診断したら早めに,各妊婦に必要な母子感染症予防に関する情報を選定し提供する。単に予防策のみを伝えるのではなく,感染源や感染経路も説明し,その予防策が効果を有する理由についても理解を深めてもらうことは,適切な遂行に寄与するものと考えられる。また,予防策を伝える際は,理解しやすいようにできるだけ具体的に説明することが推奨される。

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