特集 周産期感染症2026
新生児からみた周産期感染症
2.臨床編―各論 病原体からみた新生児感染症
86.単純ヘルペスウイルス
園田 素史
1
Motoshi Sonoda
1
1九州大学病院小児科
キーワード:
新生児ヘルペスウイルス感染症
,
単純ヘルペス脳炎
,
HSV関連血球貪食性リンパ組織球症
,
アシクロビル
,
重症化因子
Keyword:
新生児ヘルペスウイルス感染症
,
単純ヘルペス脳炎
,
HSV関連血球貪食性リンパ組織球症
,
アシクロビル
,
重症化因子
pp.391-395
発行日 2025年12月25日
Published Date 2025/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002502
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はじめに
新生児単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus:HSV)感染症は,重篤な経過をとることがある周産期のウイルス感染症であり,子宮内感染による胎内感染と,分娩時または生後早期に発症する新生児HSV感染症に大別される1)。成人や小児では軽症で自然軽快することも多いが,新生児では中枢神経障害や多臓器不全を伴う重篤な経過をとることがあり,早期の診断と治療が予後を左右する2)。

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