特集 新生児のケア,検査,治療の工夫―筆者はこうしている
検査・治療の工夫 新生児搬送や院内移動の工夫
屋良 朝太郎
1
,
德久 琢也
1
YARA Asataro
1
,
TOKUHISA Takuya
1
1鹿児島市立病院新生児内科
pp.1307-1311
発行日 2024年9月10日
Published Date 2024/9/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001728
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はじめに
新生児の搬送や院内移動は,その繊細な身体状況と特殊なケアが必要であるため,多くの工夫と配慮が求められる。新生児期は生命機能が未熟な状態であり,わずかな環境変化やストレスが大きな影響を及ぼす可能性がある。そのため,医療施設ではさまざまな工夫を凝らして,新生児の安全性と快適性を確保している。本稿では,当院において新生児搬送および院内移動における主な工夫について詳述する。
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