報告
重度脳性麻痺児の移動器具の一工夫
上杉 雅之
1
,
原 章
1
,
富永 通裕
1
,
奥田 康友
2
Uesugi Masayuki
1
1高槻市立療育園
2川村義肢株式会社
pp.730-731
発行日 1996年10月15日
Published Date 1996/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104620
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はじめに
サドル付き歩行車1,2)は,前傾型サドル付き歩行器3)等の器具の開発により,重度の脳性麻痺児(以下,重度児)等にも立位に近い姿勢で移動することが可能になった.しかし,今回われわれが担当した症例にはサドル付ぎ歩行車の適用は困難であった.そこで,独自のクリーピング・カー(creeping car)を製作・適用し,良好な結果を得たので報告する.
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