特集 新生児のケア,検査,治療の工夫―筆者はこうしている
検査・治療の工夫 採血量と採血手技
青木 龍
1
AOKI Ryo
1
1川口市立医療センター新生児集中治療科
pp.1231-1234
発行日 2024年9月10日
Published Date 2024/9/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001712
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はじめに
新生児診療において,血液検査は児の正確な状態把握のために重要な検査である。しかし児へ疼痛を与える検査であり,手技によっては疼痛が増したり,正確な検査結果が得られなくなることもある。採血を行う前に,検査の必要性や検査項目(採血量),採血方法を確認し,児への疼痛コントロールを意識しながら良検体を採取できるように心掛ける必要がある。
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