増刊号 周産期診療のための病態生理
[新生児編]
呼吸器系
なぜ気管支肺異形成(慢性肺疾患)の小児が長期にわたり呼吸機能に影響を被るのか
長谷川 久弥
1
HASEGAWA Hisaya
1
1東京女子医科大学附属足立医療センター新生児科
キーワード:
呼吸機能
,
超低出生体重児
,
慢性肺疾患
Keyword:
呼吸機能
,
超低出生体重児
,
慢性肺疾患
pp.404-408
発行日 2023年12月28日
Published Date 2023/12/28
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001328
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慢性肺疾患(CLD)の病態
新生児医療の進歩は超低出生体重児の救命率を向上させた。一方で,より未熟な児の救命が可能となったため,CLDに移行する児が増加している。CLDの児においては,急性期を越えたあとも長期にわたり呼吸機能に異常を認めることが報告されている。
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