増刊号 周産期診療のための病態生理
[産科編]
胎盤の病態生理
妊娠週数による胎盤形成の変化はどこまでわかっているか
市川 千宙
1,2
,
竹内 真
2
ICHIKAWA Chihiro
1,2
,
TAKEUCHI Makoto
2
1加古川中央市民病院病理診断科
2大阪母子医療センター病理診断科
キーワード:
栄養膜細胞
,
間葉絨毛
,
未熟中間型絨毛
,
成熟中間型絨毛
,
末梢絨毛
Keyword:
栄養膜細胞
,
間葉絨毛
,
未熟中間型絨毛
,
成熟中間型絨毛
,
末梢絨毛
pp.225-229
発行日 2023年12月28日
Published Date 2023/12/28
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001283
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胎盤の発生1,2)
胎盤は胎齢第1週(妊娠2週)*に胚盤と分かれた栄養膜細胞層から主に形成され,胚盤からの細胞も絨毛の形成に密接に関わるため,人体発生学から理解する必要がある。本稿では重要なポイントと考えられる部分のみをまとめるが,深い理解には成書の一読を勧めたい。
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