特集 今,改めて考える,流産,死産,新生児死亡
各論
「にんしんSOS東京」の取り組み―0か月0日児の死亡事例をなくすために
土屋 麻由美
1
TSUCHIYA Mayumi
1
1認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)ピッコラーレ
pp.759-763
発行日 2023年5月10日
Published Date 2023/5/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000920
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はじめに
子ども虐待死の多くは0歳児であり,そのなかでも0か月0日児の死亡が占める割合が高い(図1)1)。その母親となる女性のほとんどが,未受診・母子健康手帳未交付であり,誰にも相談できずに,妊娠期間を孤立して過ごし,一人で出産をしている。
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