臨床メモ
水虫か,しつしんか,角皮症か—鑑別法と手当て
上田 篤次郎
pp.880
発行日 1967年6月10日
Published Date 1967/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201823
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何と言つても,われわれのみる皮膚疾患ではしつしんが一番多く,次が白癬菌によるもので,角皮症では婦人の進行性手掌角皮症がいくらかある程度である。
しつしんか,水虫(汗疱性白癬)かの区別は鱗屑に10〜20%のNaOHを加えて鏡検し,白癬菌を証明できるか否かで確定できるが,多くの場合は皮疹の特徴で判断できる。
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