特集 How to Follow-up―ハイリスク児フォローアップの必修知識2023
在宅医療
連携すべき地域機関,レスパイト制度
和田 浩
1
,
船戸 正久
2
WADA Hiroshi
1
,
FUNATO Masahisa
2
1医療福祉センターさくら小児科,総合診療科
2大阪発達総合療育センター小児科
pp.590-594
発行日 2023年4月10日
Published Date 2023/4/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000873
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はじめに
国を挙げて在宅医療が推進され,重症心身障害児者の医療・看護においても在宅医療の必要性がさらに増している。NICUから在宅支援がなされ,退院がかなえられることは児と家族にとって大変嬉しく喜ばしいことである。一方,その日から日々のケアにおいて,複数の医療機器に囲まれるような空間のなか,慣れない医療的ケアをも定期的になさなければならない家族,特に母親の負担が大きいことは,周知のとおりである。
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