特集 How to Follow-up―ハイリスク児フォローアップの必修知識2023
家族支援
ハイリスク児の家族会
有光 威志
1
ARIMITSU Takeshi
1
1慶應義塾大学医学部小児科
pp.498-501
発行日 2023年4月10日
Published Date 2023/4/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000848
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はじめに
わが国における全出生児に占める低出生体重児の割合は,1980年には約5%であったが,2017年には約10%に増加した。また,極低出生体重児と超低出生体重児の占める割合は,それぞれ約0.4%,0.1%未満から,約0.7%,約0.3%に増加した。さらに,周産期医療の治療成績は世界的に向上しており,超低出生体重児の生存率は,1960年代は10%未満であったが,2000年代には80%以上となっている。
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