特集 メンタルヘルスの視点からみたCOVID-19感染の影響とその対応
総論
わが国の妊産婦メンタルヘルスケア体制の現状―日本産婦人科医会のアンケート
星 真一
1
,
相良 洋子
1
,
関沢 明彦
1
,
鈴木 俊治
1
,
前田 津紀夫
1
,
木下 勝之
1
HOSHI Shinichi
1
,
SAGARA Yoko
1
,
SEKIZAWA Akihiko
1
,
SUZUKI Shunji
1
,
MAEDA Tsugio
1
,
KINOSITA Katsuyuki
1
1日本産婦人科医会
pp.805-809
発行日 2022年6月10日
Published Date 2022/6/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000191
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はじめに
日本産婦人科医会では産科医療施設における妊産婦メンタルヘルスケアの普及を目的として,2015年より全国の産科医療施設を対象として毎年アンケート調査を行ってきた1)。また,「母と子のメンタルヘルスケア研修会」を各地で開催し,実際の産科の現場でエジンバラ産後うつ病自己評価(EPDS)などの質問票の使用方法や,傾聴・共感といったメンタルヘルスケアの基礎知識・技法についての普及活動を行ってきた。
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