特集 Late preterm・Early termを展望する
総論
胎児の発育
生野 寿史
1
,
西島 浩二
1
HAINO Kazufumi
1
,
NISHIJIMA Koji
1
1新潟大学医歯学総合病院総合周産期母子医療センター
pp.438-442
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000102
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はじめに
late pretermを含む妊娠後期以降に出生した児は,胎内においてもっとも成長が著しい時期に出生したこととなる。ほとんどの臓器において器官発生期は過ぎているが,各臓器の機能面における成熟は妊娠後期~出生後も継続しており,近年ではearly termにおける出生児での長期的な発育面の問題も指摘されている。各臓器別での胎児発育に関して,胎生初期からの発生を含めて記載する。
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