連載 症例をどうみるか
左顔面神経麻痺の発症11日後に右顔面神経麻痺が続発した1例
宇田川 友克
1
,
中野 光花
1
,
吉川 衛
1
Tomokatsu Udagawa
1
,
Mika Nakano
1
,
Mamoru Yoshikawa
1
1東邦大学医療センター大橋病院耳鼻咽喉科
キーワード:
顔面神経麻痺
,
両側発症
,
ENoG
Keyword:
顔面神経麻痺
,
両側発症
,
ENoG
pp.1381-1384
発行日 2026年10月1日
Published Date 2026/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002389
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はじめに
顔面神経麻痺は耳鼻咽喉科医が最も多く経験する神経疾患の一つであるが1,2),多くの場合片側性に発症する。また,比較的再発が多い疾患であり,初回発症時の対側に顔面神経麻痺を発症することも珍しくはない。しかしながら,片側顔面神経麻痺の急性期に対側の顔面神経麻痺が続発することは非常に稀である3,4)。今回われわれは,左顔面神経麻痺を発症してから11日後に発症した右顔面神経の高度麻痺に対して,右顔面神経減圧術を施行した症例を提示する。

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