特集 コロナ時代の新たな耳鼻咽喉科診療
コロナ時代の耳鼻咽喉科医の社会活動
パンデミック下での新しい手術教育
村田 英之
1
,
友田 幸一
1
,
岩井 大
1
,
山下 樹里
2
Hideyuki Murata
1
,
Koichi Tomoda
1
,
Hiroshi iwai
1
,
Juri Yamashita
2
1関西医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
2産業技術総合研究所・生命工学領域
キーワード:
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
,
手術教育
,
遠隔指導
Keyword:
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
,
手術教育
,
遠隔指導
pp.89-92
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000442
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はじめに
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミックは臨床現場のみならず教育現場にも大きな影響を与えた1)。とりわけ外科手術においては感染回避のため予定手術が中止や延期となり,現場は混迷を極めた。この状況は臨床実習中の医学生と初期研修医から教育の機会を奪い,モチベーションの低下も危惧された。その一方で,この状況はわれわれにとって新しい医学・手術教育を再考するきっかけをもたらしたとも言える。
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