連載 私のこの1冊
Vertigo. Five Physician Scientists and the Quest for a Cure
室伏 利久
1
Toshihisa Murofushi
1
1帝京大学溝口病院耳鼻咽喉科
キーワード:
めまい
,
医学史
,
良性発作性頭位めまい症
Keyword:
めまい
,
医学史
,
良性発作性頭位めまい症
pp.682-683
発行日 2022年6月1日
Published Date 2022/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000171
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めまいの教科書的な名著をあげるとすると,Brandtの “Vertigo” 1)やBaloh & Honruriaの “Clinical Neurophysiology of the Vestibular System” 2)などをあげる方が多いのではないだろうか。前者はいささか大冊であり,個人的には後者のほうが好みである。筆者は,駆け出しのころ,この本の第2版で勉強したが,現在は第4版となり,著者もBaloh & Kerberとなっている3)。このほか,眼球運動に関するバイブル的な書籍として,Leigh & Zeeの “The Neurology of Eye Movement” がある4)。
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