Japanese
English
特集 在宅透析
在宅血液透析
機器管理と技術開発の展望
Prospects for machine management and technology development
永井 翔
1
NAGAI Sho
1
1ニプロ株式会社医療器械開発・技術営業部
キーワード:
在宅血液透析
,
医療機器管理
,
遠隔モニタリング
Keyword:
在宅血液透析
,
医療機器管理
,
遠隔モニタリング
pp.481-484
発行日 2024年4月25日
Published Date 2024/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000001272
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
わが国の透析患者数は2021年まで微増傾向にあったが,2022年末の調査結果では調査開始以来はじめて減少傾向となった。在宅血液透析(home hemodialysis:HHD)を施行している患者数に着目すると,2022年末時点では日本全国で827人と2021年末よりも増加傾向にあった1)。ただし透析患者数全体からみるとわずか0.3%と,先進諸国のなかでは最も低い部類に入る2)。その背景にはHHDならではの課題があり,それらのなかには透析装置に起因するものもあると考えられる。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.