Japanese
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第21回日本高齢者腎不全研究会
高齢透析患者の循環動態安定を目指して
Intention to stabilize circulation for senile dialysis patients
竜崎 崇和
1
RYUZAKI Munekazu
1
1東京都済生会中央病院 腎臓内科
キーワード:
blood volume
,
除水コントロール
,
テイラーメイド透析
,
透析患者血圧管理
,
高齢透析患者の予後
Keyword:
blood volume
,
除水コントロール
,
テイラーメイド透析
,
透析患者血圧管理
,
高齢透析患者の予後
pp.813-816
発行日 2023年12月25日
Published Date 2023/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000001133
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1.高齢者の定義と超高齢社会
65歳以上74歳までを前期高齢者,75歳以上を後期高齢者,85歳以上を超高齢者とする分類がある。また,60歳代を老年初期,70歳代を老年中期,80歳代を老年後期,90歳代を最終期とする分類もあるが,100歳以上を百寿者(centenarian)と称し,1世紀にわたって生きているということで素晴らしい名称である。その百寿者は,日本で1963年は153人であったが,2009年には4万人になり,2021年9月には86,510人(女性が88.4%)まで増えている。また,社会における高齢者(65歳以上)の占める割合を,高齢化率と称す。7%以上で高齢化社会,14%以上で高齢社会,さらに21%以上で超高齢社会と呼び,2007年から日本は世界ではじめて超高齢社会に達し,2019年10月1日時点で高齢化率は28.4%で世界最高を維持している。
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