Japanese
English
特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅱ.口腔・咽頭・食道
[観察・診断]
口腔・咽頭病変を発見するための観察法―経鼻と経口スコープの使い分け
How to observe the oral cavity and the pharynx to detect lesions: Differences between trans-oral and trans-nasal scopes
川田 研郎
1,2
,
坂野 正佳
2
,
小郷 泰一
2
,
藤原 尚志
2
,
春木 茂男
2
Kenro KAWADA
1,2
,
Masayoshi SAKANO
2
,
Taichi OGO
2
,
Hisashi FUJIWARA
2
,
Shigeo HARUKI
2
1東京医科歯科大学光学医療診療部
2東京医科歯科大学食道外科
キーワード:
経鼻内視鏡
,
Valsalva法
,
画像強調内視鏡
Keyword:
経鼻内視鏡
,
Valsalva法
,
画像強調内視鏡
pp.36-40
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001651
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Tips
● 問診でハイリスク症例を絞り込み,時間をかけて観察する。
● 経口内視鏡で鎮静を行う場合は,ペチジン塩酸塩を用いる。
● ハイリスク症例は,マウスピースを外して口腔内から観察する。
● 中咽頭は経口内視鏡で後壁,上壁,側壁を観察しやすく,経鼻内視鏡で前壁を観察しやすい。
● 下咽頭はsniffing positionとValsalva法が有用である。
● 画像強調内視鏡を併用し,brownish areaに注目する。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.