Japanese
English
特集 十二指腸・小腸疾患アトラス
Ⅱ.炎症性疾患
自己免疫疾患・膠原病・血管炎など
骨髄異形成症候群に伴う小腸病変
Small intestinal lesions in myelodysplastic syndrome
川島 一公
1
,
引地 拓人
2
,
鬼澤 道夫
1
,
郡司 直彦
3
,
綿引 優
1
,
持丸 友昭
1
,
石崎 優斗
1
,
村上 舞
1
,
大平 弘正
1
Kazumasa Kawashima
1
,
Takuto Hikichi
2
,
Michio Onizawa
1
,
Naohiko Gunji
3
,
Yu Watahiki
1
,
Tomoaki Mochimaru
1
,
Yuto Ishizaki
1
,
Mai Murakami
1
,
Hiromasa Ohira
1
1福島県立医科大学医学部消化器内科学講座
2福島県立医科大学附属病院内視鏡診療部
3公立小野町地方綜合病院内科
キーワード:
骨髄異形成症候群
,
小腸病変
,
Trisomy8
Keyword:
骨髄異形成症候群
,
小腸病変
,
Trisomy8
pp.598-599
発行日 2024年4月25日
Published Date 2024/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001379
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疾患の概要
骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome:MDS)は,造血幹細胞に異常が生じることにより正常な血液細胞が作られなくなる疾患である。その発症には,造血幹細胞にゲノム異常やエピゲノム異常などの蓄積や,炎症性サイトカインやシグナル伝達異常などが関与すると考えられている。MDSの一部は急性骨髄性白血病に移行し,自己免疫疾患を合併することもある1)。
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