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特集 大腸腫瘍に対する外来内視鏡治療を極める
[外来内視鏡治療による偶発症と対策]
外来内視鏡治療による偶発症と対策
Complications and their management in endoscopic day surgeries
尾田 恭
1
,
宮本 加奈
1
,
西脇 千春
1
,
石坂 繁和
1
Yasushi Oda
1
,
Kana Miyamoto
1
,
Chiharu Nishiwaki
1
,
Shigekazu Ishizaka
1
1尾田胃腸内科・内科
キーワード:
外来内視鏡治療
,
偶発症
Keyword:
外来内視鏡治療
,
偶発症
pp.1481-1487
発行日 2023年10月25日
Published Date 2023/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000936
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はじめに
クリニックの大腸内視鏡医の最大の役割は,地域の大腸癌死亡の抑制にある。そのためには,質の高い内視鏡検査,治療を行い,サーベイランスの適正化によって,各施設での限られた内視鏡資源を効率良く活用,すなわち初回受診者や高リスク者へ振り向けることが重要となる。その意味でも,腺腫発見時に,可能なかぎり1回の検査で,すべて内視鏡治療を行うことで,リスク低減を行い,検査間隔を適正に延長できることは,クリニックでの内視鏡診療において重要なテーマである。
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