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特集 消化管出血のすべて
[各論 上部消化管出血への対応]
医原性出血(生検手技や裂創形成を中心に)
Iatrogenic bleeding due to traumatic laceration by endoscopy and biopsy taking
古川 浩一
1
,
福島 直弥
2
,
古山 海斗
2
,
山崎 華子
2
,
登内 孝文
2
,
安住 里映
2
,
河久 順志
2
,
大崎 暁彦
2
,
田覚 健一
2
,
佐藤 宗広
2
,
和栗 暢生
2
Koichi Furukawa
1
,
Naoya Fukushima
2
,
Kaito Furuyama
2
,
Hanako Yamazaki
2
,
Takafumi Tonouchi
2
,
Rie Azumi
2
,
Jyunji Kouhisa
2
,
Akihiko Ohsaki
2
,
Kenichi Takaku
2
,
Munehiro Satou
2
,
Nobuo Waguri
2
1新潟市民病院医療技術部
2新潟市民病院消化器内科
キーワード:
医原性出血
,
医原性Mallory-Weiss出血
,
生検後出血
Keyword:
医原性出血
,
医原性Mallory-Weiss出血
,
生検後出血
pp.486-490
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000706
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はじめに
消化管の医原性出血として薬剤による粘膜障害,抗血栓療法に伴う出血リスク上昇なども想起される。また医療行為に起点を置き,特に内視鏡の検査治療手技の偶発症としての消化管出血も医原性といえる。本特集においては薬剤,特定の内視鏡手技による消化管出血は他稿に示され,本稿では主に生検手技や裂創形成による出血を中心とした医原性出血について概説し,特殊例として消化管外への出血例の対応についても実例を提示する。
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