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特集 症例から学ぶ大腸ESD―失敗しないためのKnacks & Tips―
[各論 症例から学ぶESD:病変別攻略法]
亜全周~全周LST
Subcircumferential to total circumferential lesions
平澤 欣吾
1
,
佐藤 知子
1
,
小林 亮介
1
,
西尾 匡史
1
,
澤田 敦史
1
Kingo Hirasawa
1
,
Chiko Sato
1
,
Ryosuke Kobayashi
1
,
Masafumi Nishio
1
,
Atsushi Sawada
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター内視鏡部
キーワード:
ESD
,
全周性
,
大腸
Keyword:
ESD
,
全周性
,
大腸
pp.1687-1691
発行日 2022年10月25日
Published Date 2022/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000500
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はじめに
ESD技術の成熟に伴い,臓器を問わず全周性,もしくは亜全周の病変に対するESDの報告が多くなされるようになってきた。一方で,このようなESDでは,術中の技術的問題とともに,狭窄という中期~後期の偶発症が必発する。管腔が狭く,扁平上皮領域である食道では,ステロイドの狭窄予防に対する有効性がエビデンスレベルで報告され,現在広く用いられているものの,胃・大腸ではいまだ確立した予防に関する報告はない。
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