Japanese
English
特集 胃疾患アトラス 改訂版
各論
Ⅳ. びまん性病変
1. びまん性炎症性病変
胃蜂窩織炎
Phlegmonous gastritis
谷口 英明
1
,
松下 浩志
1
,
相見 正史
1
Hideaki TANIGUCHI
1
,
Hiroshi MATSUSHITA
1
,
Masahito AIMI
1
1鳥取市立病院内科
キーワード:
胃蜂窩織炎
,
抗菌薬
,
粘膜下膿瘍
Keyword:
胃蜂窩織炎
,
抗菌薬
,
粘膜下膿瘍
pp.282-283
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000453
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疾患の概要
胃蜂窩織炎は胃壁に生じる稀な細菌感染症である。急速に進行し胃全体に広がると致命的となりうる疾患である。画像診断の発達により,早期に診断され抗菌薬治療が開始されるようになったが,現在においても緊急性が高い疾患である。敗血症から劇症型溶血性連鎖球菌感染症へ進展した症例や門脈内ガスを伴う気腫性胃炎症例では,救命のために外科的手術が行われることがある。
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