Japanese
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特集 胃疾患アトラス 改訂版
各論
Ⅲ. 陥凹を呈する病変
2. 上皮性・腫瘍性陥凹病変
陥凹型胃腺腫
Depressed adenoma of the stomach
吉田 尚弘
1
,
土山 寿志
1
Naohiro YOSHIDA
1
,
Hisashi DOYAMA
1
1石川県立中央病院消化器内科
キーワード:
胃腺腫
,
陥凹型
,
胃腫瘍
Keyword:
胃腺腫
,
陥凹型
,
胃腫瘍
pp.216-217
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000424
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疾患の概要
胃腺腫は管状構造が主体の上皮内非浸潤性腫瘍である。腺腫の多くは慢性萎縮性胃炎を背景に発生し,その内視鏡像は白色調で境界明瞭な扁平隆起を呈するものがほとんどである。しかし,組織像が隆起型の腺腫と同等であるものの,その肉眼型は陥凹している陥凹型胃腺腫も稀ながら存在する。
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