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特集 胃疾患アトラス 改訂版
各論
Ⅲ. 陥凹を呈する病変
1. 上皮性・非腫瘍性陥凹病変
消化性胃潰瘍(H.PyloriによるA1からH2ステージ)
Peptic ulcer disease
松田 浩二
1
,
川原 洋輔
2
,
渡辺 将生
1
Koji MATSUDA
1
,
Yosuke KAWAHARA
2
,
Masaki WATANABE
1
1静岡医療センター消化器内科
2東京慈恵会医科大学葛飾医療センター内視鏡部
キーワード:
胃潰瘍
,
H. Pylori
Keyword:
胃潰瘍
,
H. Pylori
pp.184-185
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000408
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疾患の概要
消化性胃潰瘍は,粘膜以深の欠損である。Helicobacter pylori(H.pylori)は,胃潰瘍の90%以上の原因であるとされている。胃潰瘍には,急性潰瘍と慢性潰瘍があり,前者はストレスやNSAIDsなどの薬剤に起因したUl-Ⅱ,Ⅲ潰瘍,後者は消化性潰瘍と呼ばれてきたUl-Ⅲ,Ⅳ潰瘍が主となる(村上分類)1,2)。
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