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特集 症例から学ぶ胃ESD―改訂ガイドラインwith and beyond―
[各論 痛恨の症例から学ぶ]
《TOPICS》ESDのための胃癌範囲診断
Diagnosing the extent of early gastric cancer before performing ESD
江崎 充
1
,
蓑田 洋介
1
,
伊原 栄吉
1,2
Mitsuru ESAKI
1
,
Yosuke MINODA
1
,
Eikichi IHARA
1,2
1九州大学大学院医学研究院病態制御内科学
2九州大学大学院医学研究院消化器代謝学
キーワード:
早期胃癌
,
範囲診断
,
ESD
,
色素内視鏡
,
IEE
,
拡大内視鏡
Keyword:
早期胃癌
,
範囲診断
,
ESD
,
色素内視鏡
,
IEE
,
拡大内視鏡
pp.1225-1228
発行日 2022年7月25日
Published Date 2022/7/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000262
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はじめに
スポーツの世界では「勝負は戦う前に決まっている」という格言のとおり,選手は実際の試合に臨む前の準備が大変重要である。同様にESDにおいても,術者は治療戦略を立てるのみならず,術前準備として正確な範囲診断を行っておくことが重要である。また,実際のESD治療により集中するため,切除範囲マーキングは必要最小限の労力でかつ正確に行う必要がある。これまでに術前範囲診断の最適化を目指して,さまざまな機器が開発されるとともにいくつかの手技と工夫が考案された。
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