特集 咽喉頭・頸部食道癌を見逃すな-拾い上げから治療まで
[総論]咽喉頭・頸部食道の内視鏡オリエンテーションと鑑別疾患
南方 信久
1
,
門田 智裕
,
青山 直樹
,
矢野 友規
1国立がん研究センター東病院 消化管内視鏡科
キーワード:
咽頭腫瘍
,
炎症
,
喉頭腫瘍
,
食道鏡法
,
食道腫瘍
,
鑑別診断
,
消化管内視鏡法
,
乳頭腫
,
異所性胃粘膜
,
リンパ小節
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Laryngeal Neoplasms
,
Inflammation
,
Esophagoscopy
,
Endoscopy, Gastrointestinal
,
Pharyngeal Neoplasms
,
Papilloma
,
Esophageal Neoplasms
pp.1771-1780
発行日 2020年12月25日
Published Date 2020/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/J02312.2021086307
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咽喉頭癌・食道癌のハイリスク患者では、内視鏡治療可能な表在癌を見逃さず拾い上げることが重要になる。また、咽喉頭領域から頸部食道にかけては解剖学的に複雑で、その部位や亜部位は軟骨や骨を指標に定義されているため解剖と内視鏡像をあわせて整理し、内視鏡でのオリエンテーションを理解しておくことが必要である。本稿では経口内視鏡検査で観察する咽喉頭から頸部食道までのオリエンテーション、および表在癌との鑑別を要する病変について解説する。
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