特集 子どもの栄養-未来を見据えて
病態による栄養管理の実際 慢性腎臓病
杉本 圭相
1
1近畿大学 医学部小児科学教室
キーワード:
食塩
,
食品中のカルシウム
,
食品中のリン
,
食品中のタンパク質
,
食品中のカリウム
,
栄養管理
,
慢性腎臓病
Keyword:
Dietary Proteins
,
Calcium, Dietary
,
Phosphorus, Dietary
,
Sodium Chloride, Dietary
,
Potassium, Dietary
,
Nutrition Therapy
,
Renal Insufficiency, Chronic
pp.1923-1927
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022069662
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<Key Points>(1)小児CKDでは2~3歳ごろまで栄養依存の時期が持続する。(2)栄養状態の評価として、成長や栄養摂取状況の評価を定期的に行う。(3)タンパク質制限による小児CKDの進行抑制効果には十分なエビデンスがない。(4)先天性腎尿路異常では多尿や慢性的な塩類喪失を特徴とし、塩分制限は有害となりうる。
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