特集 てんかん-知識のアップデート:基本から最新のトピックスまで
てんかんと間違えやすい状態 胃腸炎関連けいれん 概念と対応
武下 草生子
1
1横浜医療福祉センター港南 神経小児科
キーワード:
ロタウイルス感染症
,
胃腸炎
,
鑑別診断
,
カリシウイルス科感染症
,
けいれん性発作
,
Sodium Channel Blockers
,
ノロウイルス
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Gastroenteritis
,
Caliciviridae Infections
,
Rotavirus Infections
,
Seizures
,
Sodium Channel Blockers
,
Norovirus
pp.1739-1743
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022030554
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<Key Points>(1)概ね6ヵ月から3歳の乳幼児で起こりやすい。(2)ロタウイルス、ノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎の第1~2病日に発症することが多い。(3)発作型は短い全般性強直間代性発作(GTC)で群発する傾向がある。(4)カルバマゼピンの少量投与が有効である。(5)けいれん、発達の予後は良好である。
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