特集 てんかん-知識のアップデート:基本から最新のトピックスまで
てんかんと間違えやすい状態 憤怒けいれん
中澤 友幸
1
1東京都保健医療公社豊島病院 小児科
キーワード:
抗けいれん剤
,
鉄
,
息止め発作
Keyword:
Anticonvulsants
,
Iron
pp.1736-1738
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022030553
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<Key Points>(1)憤怒けいれんは激しい啼泣や驚愕を契機に、意識消失や脱力、けいれんを起こす疾患である。(2)生後6ヵ月から3歳ごろまでくり返すが、基本的には成長とともに消失し、予後良好である。(3)頻度が非常に高い場合や発作症状が重い場合には、積極的治療(鉄剤などの薬物、重症例ではペースメーカー)を考慮する。
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