特集 てんかん-知識のアップデート:基本から最新のトピックスまで
小児で重要なてんかん症候群 全般性強直間代発作のみを示すてんかん
柏井 洋文
1
1東京都立神経病院 神経小児科
キーワード:
抗けいれん剤
,
鑑別診断
,
脳波記録法
,
てんかん-強直間代性
Keyword:
Anticonvulsants
,
Diagnosis, Differential
,
Epilepsy, Tonic-Clonic
,
Electroencephalography
pp.1721-1725
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022030550
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<Key Points>(1)主として10歳代に発症し、全般性強直間代発作のみを示す。(2)睡眠不足や過労、過量飲酒は発作誘発因子である。(3)脳波では、3~5.5Hzの全般性棘徐波が特徴的である。(4)抗てんかん薬への治療反応性は良好だが、寛解率は低く、長期にわたっての治療が必要である。
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