特集 成人移行支援の二面性
成人医療との連携の場 成人診療科からみた成人移行 クリニック(=地域成人医療)へのトランジションのススメ
一ノ瀬 英史
1
1いちのせファミリークリニック
キーワード:
在宅医療
,
小児医療から成人医療への移行
,
Narrative-Based Medicine
,
病診連携
,
地域包括ケアシステム
Keyword:
Narrative Medicine
,
Transition to Adult Care
pp.1305-1308
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021323152
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<Key Points>(1)成人診療を行うクリニック医師には、専門診療科を前面に出す専門クリニックと、総合医療を行うクリニックとがあり、後者に在宅医療も含まれる。(2)患者が住む地域で成人医療の一次医療を担い、二次医療・三次医療と連携をもっているのはクリニックである。(3)地域包括ケアシステムが実践されるなかで、クリニックにおける医師の役割は重要であり、小児医療機関は、小児期のナラティブを理解しながら移行後医療を担うクリニックと連携を取ることが重要である。
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