特集 成人移行支援の二面性
ゲノム診療と成人移行支援
川目 裕
1
1東京慈恵会医科大学附属病院 遺伝診療部
キーワード：
ヘテロ接合体
,
遺伝性疾患
,
遺伝相談
,
腫瘍症候群-遺伝性
,
オーダーメイド医療
,
希少疾患
,
小児医療から成人医療への移行
Keyword:
Heterozygote
,
Genetic Counseling
,
Neoplastic Syndromes, Hereditary
,
Genetic Diseases, Inborn
,
Precision Medicine
,
Rare Diseases
,
Transition to Adult Care
pp.1309-1313
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021323153
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＜Key Points＞(1)ゲノム医療によって遺伝情報の特徴を有する遺伝性疾患の子どもたちも多くが成人へ移行する。(2)共有性、予測性という遺伝情報の特徴は、成人移行の自立や人生設計にとって大きな意義がある。(3)成人移行の前から、また移行の後も、適切なタイミングの合った遺伝カウンセリングの提供が必須である。
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