特集 成人移行支援の二面性
成人医療との連携の場 成人移行が難しい患者における成人診療科との連携の構築 成人診療科に専門医が少ない領域 Down症候群を中心に
大橋 博文
1
1埼玉県立小児医療センター 遺伝科
キーワード:
Down症候群
,
医療中断患者
,
多機関医療協力システム
,
病名告知
,
小児医療から成人医療への移行
Keyword:
Multi-Institutional Systems
,
Patient Dropouts
,
Down Syndrome
,
Transition to Adult Care
pp.1296-1299
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021323150
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<Key Points>(1)移行医療には内科や内科・小児科を中心とする地域医療機関との連携が欠かせない。体調が落ち着く学童期から併診を進めることが望まれる。(2)移行医療のためには健康管理プログラムと本人の合併症情報などを整理して記載した手帳などを準備して、連携医療機関と共有することが重要である。(3)移行医療は本人主体で検討すべきであり、そのためには本人への疾患情報の説明(告知)も重要と考える。
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