特集 成人移行支援の二面性
成人医療との連携の場 成人診療科からみた成人移行 総合病院への移行 小児がん経験者のトランジション
谷山 智子
1
,
下村 昭彦
,
瓜生 英子
,
稲垣 剛志
,
清水 千佳子
1国立国際医療研究センター 乳腺・腫瘍内科
キーワード:
遺伝相談
,
患者教育
,
生殖能力
,
総合病院
,
自立支援
,
小児医療から成人医療への移行
,
小児癌
Keyword:
Fertility
,
Genetic Counseling
,
Hospitals, General
,
Patient Education as Topic
,
Transition to Adult Care
pp.1300-1304
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021323151
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<Key Points>(1)小児がん経験者に対して、がんが治癒しても晩期合併症を含めた長期的な全人的医療の提供が必要である。(2)小児がん経験者は長期フォローアップにおいて複数の診療科に通院するケースが多く、複数診療科が横で連携しながら診療できる総合病院のメリットは大きい。(3)小児科施設と多職種・多診療科カンファレンスをくり返し行うことで、情報だけでなく知識の共有も可能になる。
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