特集 実践-小児の輸液
各病態における輸液の考え方 神経疾患 神経性やせ症
北島 翼
1
,
作田 亮一
1獨協医科大学埼玉医療センター 子どものこころ診療センター
キーワード:
神経性やせ症
,
輸液療法
,
理学的検査
,
重症度指標
,
栄養管理
,
リフィーディング症候群
Keyword:
Severity of Illness Index
,
Physical Examination
,
Anorexia Nervosa
,
Refeeding Syndrome
,
Nutrition Therapy
pp.612-617
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021208459
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<Key Points>(1)やせのあるANの子どもは、小児科医が身体面からサポートする。(2)やせや嘔吐などによる身体的な重症度を把握して再栄養を開始する。(3)輸液を開始する際には、見通しや目的を明確に患児へ伝える必要がある。(4)再栄養時、輸液は補助的に使用し、経口または経管で再栄養を行うのが基本である。(5)再栄養症候群に注意して密にモニタリングを行い、慎重かつ速やかに栄養を増量する。
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