特集 川崎病の今
急性期以降の治療 抗凝固薬(ワルファリン・DOAC)
星野 真介
1
1滋賀医科大学医学部附属病院 小児科
キーワード:
Warfarin
,
冠状動脈瘤
,
抗凝固剤
,
出血
,
川崎病
,
血液凝固因子Xa阻害剤
,
生活指導
Keyword:
Anticoagulants
,
Hemorrhage
,
Mucocutaneous Lymph Node Syndrome
,
Coronary Aneurysm
,
Warfarin
,
Factor Xa Inhibitors
pp.125-130
発行日 2021年1月1日
Published Date 2021/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021135336
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<Key Points>(1)ワルファリンは日本人では欧米人と比較して感受性が高く、個人差も大きい。(2)ワルファリンは食事の影響を受けるが、ビタミンK強化ミルクで減弱し、母乳栄養では増強するため注意が必要である。(3)川崎病冠動脈瘤に対するDOACの適応はないが、今後国内での臨床試験が期待される。
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