特集 川崎病の今
川崎病診断の今 川崎病 診断の手引き改訂第6版のポイント
鮎澤 衛
1
1日本大学 医学部小児科学系小児科学分野
キーワード:
BCGワクチン
,
冠動脈疾患
,
川崎病
,
予防接種
,
診療ガイドライン
Keyword:
BCG Vaccine
,
Mucocutaneous Lymph Node Syndrome
,
Vaccination
,
Coronary Disease
,
Practice Guidelines as Topic
pp.46-51
発行日 2021年1月1日
Published Date 2021/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021135322
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<Key Points>川崎病診断の手引き改訂6版では、(1)主要症状では、発熱の日数を問わないこととし、BCG接種痕の発赤を発疹の項に追記した。(2)主要症状が3症状の場合でも冠動脈病変がある場合には、不全型川崎病と診断することを明記した。(3)参考条項の先頭の7項目は不全型の診断に検討すべき項目である。(4)冠動脈病変の評価は心エコーによる内径z-scoreを推奨する。
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