特集 小児科医が知っておきたい精神医学
子どもによくみられる精神疾患 診断と治療のポイント 不安症
岡 琢哉
1
,
神尾 陽子
1神尾陽子記念会発達障害クリニック
キーワード:
質問紙法
,
精神保健
,
専門職間人間関係
,
病歴聴取
,
広場恐怖症
,
不安症
,
プライマリヘルスケア
,
分離不安
,
パニック症
,
紹介と相談
,
問題行動
,
社交不安症
,
地域資源
Keyword:
Anxiety Disorders
,
Anxiety, Separation
,
Interprofessional Relations
,
Mental Health
,
Phobia, Social
,
Problem Behavior
,
Referral and Consultation
,
Panic Disorder
,
Medical History Taking
,
Community Resources
,
Agoraphobia
,
Primary Health Care
pp.1932-1936
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020088631
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<Key Points>(1)児童思春期の不安症はもっとも有病率の高い精神疾患である。(2)不安症のある子どもは身体的な訴えで小児科を受診する可能性が高い。(3)身体疾患で説明されない身体症状の背景にある不安症状に対する気づきを高める。(4)不安症状を認めた場合、保護者の抵抗を和らげ、地域で利用できる他機関の資源利用につなげることが重要である。
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