特集 小児科医が知っておきたい精神医学
症状からみた鑑別診断・対応のポイント 学業の問題
山口 遼
1
,
橋本 創一
1東京学芸大学 特別支援教育・教育臨床サポートセンター
キーワード:
Wechsler知能検査
,
学習障害
,
学校保健
,
注意欠如・多動症
,
発達障害
,
鑑別診断
,
知的障害
,
自閉症スペクトラム障害
Keyword:
Attention Deficit Disorder with Hyperactivity
,
Developmental Disabilities
,
Diagnosis, Differential
,
Wechsler Scales
,
Learning Disabilities
,
Intellectual Disability
,
Autism Spectrum Disorder
,
School Health Services
pp.1865-1868
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020088615
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<Key Points>(1)学業の不振は、認知機能の障害を直接原因とした状態と、認知機能に障害はないが別の特性を起因とした二次的な状態に分けられる。(2)早期発見・早期対応が望ましく、子どもの特徴を心理検査から導くことが重要である。(3)対応の基本は、子どもの特徴に応じた学習支援を行い、成功体験を積ませることである。
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