特集 境界領域の診療
整形外科的疾患 脊柱側彎症
柳田 晴久
1
1福岡市立病院機構福岡市立こども病院 整形・脊椎外科
キーワード:
X線診断
,
脊柱側彎症
,
プライマリヘルスケア
,
アルゴリズム
,
紹介と相談
,
整形外科医
Keyword:
Orthopedic Surgeons
,
Scoliosis
,
Referral and Consultation
,
Algorithms
,
Radiography
,
Primary Health Care
pp.1581-1585
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020041528
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
<Key Points>(1)初期には自覚症状に乏しい疾患であり、早期発見・早期治療が必要である。(2)成長のスパートの時期に進行しやすく、程度が強い症例では成長終了後も進行する。(3)重度に進行すると整容的な問題だけでなく、背部痛や呼吸機能障害などADL障害につながる。(4)Cobb角が20°以上あり、かつ成長の余地がある症例は整形外科への紹介が望ましい。
Copyright© 2019 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.