特集 小児科医に必要な免疫の知識
疾患における免疫系の関与 腫瘍・血液疾患 再生不良性貧血 肝炎後を含めて
細川 晃平
1
,
中尾 眞二
1金沢大学附属病院 血液内科
キーワード:
肝炎
,
ヘモグロビン尿症-発作性
,
組織適合抗原I
,
貧血-再生不良性
Keyword:
Histocompatibility Antigens Class I
,
Hepatitis
,
Hemoglobinuria, Paroxysmal
,
Anemia, Aplastic
pp.1196-1199
発行日 2019年8月1日
Published Date 2019/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019336750
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<Key Points>(1)特発性AAの約70%は、抗胸腺細胞グロブリンやシクロスポリンなどの免疫抑制療法が奏効する。(2)IFN-γを産生するCD8陽性T細胞が重要なエフェクター細胞である。(3)PNH型血球や、HLAクラスIアレル欠失血球が免疫病態のマーカーである。(4)肝炎関連AAの基本病態は免疫異常による骨髄不全である。
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