特集 Down症候群の医療管理
その他 Down症候群の医学研究 iPS細胞とゲノム編集技術を中心に
北畠 康司
1
1大阪大学 大学院医学系研究科小児科学講座
キーワード:
Down症候群
,
疾患モデル(動物)
,
医薬品開発
,
iPS細胞
,
遺伝子編集
Keyword:
Gene Editing
,
Drug Development
,
Disease Models, Animal
,
Down Syndrome
,
Induced Pluripotent Stem Cells
pp.881-885
発行日 2019年6月1日
Published Date 2019/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019251685
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<Key Points>(1)ヒト21番染色体の相同領域をトリソミーとしてもつDown症モデルマウスが作られ研究に用いられている。(2)ヒトiPS細胞とゲノム編集技術を組み合わせることで、より正確で詳細なDown症モデルを樹立することができる。(3)染色体異常に共通の細胞ストレス作用に注目することで、成人期Down症の認知障害に対する病態研究と創薬開発が進むかもしれない。
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