その他 Down症候群における社会的支援 障害福祉サービスの利用

＜Key Points＞(1)Down症候群のある人々に限定した障害福祉サービスはない。(2)障害福祉サービスとしては、年齢段階により児童期と成人期のサービスに分けられる。(3)成人期Down症者の(一般企業就職者5.8%を除く)ほとんどが福祉サービスを利用している実態であった。(4)福祉サービスでは、就労継続支援B型40.7%、生活介護35.0%、自立訓練8.4%、就労継続支援A型6.2%、就労移行支援4.0%であった。(5)長命化に伴う高齢化が進むなか、障害福祉サービスの充実がいっそう求められてくる。