特集 小児の負荷試験2019
循環器系機能検査 小児心臓核医学検査、薬物負荷試験の実際
神山 浩
1
,
唐澤 賢祐
1日本大学 医学部小児科学系小児科学分野
キーワード:
Adenosine
,
運動負荷試験
,
冠血管奇形
,
冠動脈疾患
,
川崎病
,
心筋血流イメージング
,
薬物投与量算出
,
Technetium Tc 99m
,
後遺症
,
小児薬用量
Keyword:
Mucocutaneous Lymph Node Syndrome
,
Coronary Vessel Anomalies
,
Adenosine
,
Coronary Disease
,
Exercise Test
,
Drug Dosage Calculations
,
Myocardial Perfusion Imaging
pp.602-606
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019201015
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<Key Points>(1)小児の心筋血流イメージングでは放射線被曝低減のために99mTcを使用すること。(2)アデノシンは日本で負荷用薬剤として薬価収載されているだけでなく、半減期が非常に短く安全性に優れており小児でも使用しやすい。(3)アデノシンの急速静注防止のため、99mTc静注用とアデノシン負荷用の2ルート確保による検査が推奨される。(4)アデノシン負荷中の喘息発症確認のための胸部聴診を行うこと。
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