特集 小児の負荷試験2019
腎機能検査 アルドステロン症診断のための確認試験 カプトプリル負荷試験、フロセミド立位負荷試験、生理食塩水負荷試験
野津 寛大
1
1神戸大学 大学院医学研究科内科系講座小児科学分野こども急性疾患学講座
キーワード:
Aldosterone
,
Captopril
,
Furosemide
,
Renin
,
高アルドステロン症
,
腎機能検査
,
生理食塩水
,
立位
Keyword:
Captopril
,
Hyperaldosteronism
,
Furosemide
,
Kidney Function Tests
,
Standing Position
,
Renin
,
Saline Solution
,
Aldosterone
pp.563-564
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019201003
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- 文献概要
<Key Points>(1)原発性アルドステロン症は小児ではまれだが、常染色体優性の家族性アルドステロン症は小児期に発症する。(2)高血圧を呈する場合、必ず血漿アルドステロン/レニン比(ARR)を測定する。ARR200以上で本疾患を疑う。(3)3種類の負荷試験のうち、1種類以上陽性で確定診断となる。
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