特集 小児の気道感染症-症状からどこまで原因を探れるか?
総論 細菌性肺炎の抗菌薬治療
小川 英輝
1
,
宮入 烈
1国立成育医療研究センター 生体防御系内科部感染症科
キーワード:
抗細菌剤
,
肺炎-ウイルス性
,
市中感染
,
肺炎-細菌性
Keyword:
Anti-Bacterial Agents
,
Community-Acquired Infections
,
Pneumonia, Bacterial
,
Pneumonia, Viral
pp.169-172
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019142778
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<Key Points>(1)小児市中肺炎の原因微生物として、細菌性は30%程度であり、ウイルス性がもっとも多い。(2)細菌性肺炎の第一選択薬はアンピシリン(もしくはアモキシシリン)で、非定型肺炎の第一選択薬はアジスロマイシンである。(3)軽症例では最低でも3~5日間、中等症から重症例では少なくとも7~10日間の治療期間が推奨される。
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